えのきと歯科クリニック
茨城県ひたちなか市
診療案内
歯周病(歯槽膿漏)
歯周病とは歯を支える歯茎や歯槽骨が壊されていく病気です。
歯の根の表面にあるセメント質と歯槽骨との間に歯根膜という線維が繋がっていて、歯が骨から抜け落ちないようにしっかりと支えています。歯周病はこれらの組織が壊され、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
日本人の40歳以上の約8割がこの病気に罹っています。
(厚生労働省歯科疾患実態調査2011年)
【歯周基本治療】
原因である歯垢および歯石の除去(プラークコントロール)、歯の根の面の滑択化、歯の咬み合わせの調整などです。
歯科衛生士(国家資格)による歯のクリーニング(PMTC)の実施とブラッシング指導で、歯周組織が改善され、歯周ポケットの深さが2~3mmに維持されればメインテナンス(定期検診)に移行します。
※PMTCとは、歯の表面や根の表面の歯垢歯石を器械で取除く事です。
治療により歯周病菌は0にはなりません。定期的にメインテナンスに来てケアしていただかないと、再発するリスクが非常に高くなります。
【外科治療】
基本治療でも歯周ポケットの深さが改善されず、ポケット内で細菌が生息し、ブラッシングで除去できない状態や、歯周病の進行が進んでしまった状態に対して外科手術を行う場合があります。
歯列矯正治療
※自由診療
【矯正治療の種類と方法について】
◆表側の矯正装置による治療
ブラケットとワイヤーにより、歯に力を長時間かけ続けて、目的の場所へと少しずつ歯を移動させます。
◆マウスピースタイプ矯正装置による治療
2〜3週間に1回マウスピースを交換していき、少しずつ歯を動かしていきます。
◆MTM(部分的矯正)治療
歯の部分的な移動による矯正治療です。
治療期間が短く済む場合が多いです。
【治療期間の目安】
・2~3年(マウスピース矯正:10ヶ月~1年半程度)
・MTM(部分的矯正:数か月~)
【個本料金】
・部分矯正 98,000円~(税込)
・歯列矯正 298,000円~(税込)
別途に処置量、診断料等がかかることがあります。
《 小児矯正治療(混合歯列期の矯正) 》
【治療方法と適正な時期】
<第1期治療 6歳~11歳頃>
小学校6年生から中学初期まで永久歯に生え換わるまでの治療となります。
上下の顎のバランスを整えたり、歯列を広げて歯がならぶスペースを作ったり、前歯を部分的なワイヤーの矯正装置で並べたりします。
※治療期間は2~3年前後、1ヶ月に1回の通院
<第2期治療 11歳~14歳頃>
第1期治療終了後、永久歯になってから行う矯正治療です。
歯大人矯正と同じ様にブラケットとワイヤーにより、歯に力を長時間かけ続けて、目的の場所へと少しずつ歯を移動させ、永久歯の歯並びや噛み合わせをしっかりと作り上げます。
※治療期間は2~3年前後、1ヶ月に1回の通院
【注意点】
子供矯正は治療が長期に渡るためお子さまにとってストレスとなる場合があります。よくお話をしてお子さま自身が将来のメリットをよく理解しての治療が必要です。
インプラント治療
※自由診療
インプラント治療は、ブリッジや入れ歯と違い、周りの歯を削ったりすることがないので審美的・機能的にも優れ、健康な歯への影響や負担が少ない治療法です。固い物が噛めない…、食事の時に歯と歯茎の間に食べ物がはさまる… 等の入れ歯の悩みや不満、困ったを解消できます。見た目も自然で、人前で自然と笑顔になり、口元を気にせず食事やおしゃべりを楽しむことができるようになります。
【治療方法】
インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の代わりに、インプラント(チタン製の人工歯根)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着して噛み合わせを改善する治療法です。
【治療期間】
3~6ヶ月程度
骨が少ない場合には骨造成が必要であるため、+3~9ヶ月程度掛かります。
※治療後の定期メンテナンスが必要(3ヶ月に1回程度)
【料金】
1本あたり 275,000円~(税込)
※治療前診断・検査、手術費用、術後メンテナンス費 含。